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潜在意識 基本のキ

【潜在意識 基本のキ】
潜在意識は、よく氷山に例えられますね。
氷山の一角と言う言葉がありますが、見えているのは全体のわずか一部分にしか過ぎない、と言うような時に例えとして使われるフレーズです。
心理的な意識の領域では、この一角、つまり海面より上の見えている部分が私たちが意識できる顕在意識領域、
海面より下の意識が出来ない領域を潜在意識と呼んでいます。
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例えのとおり、潜在意識領域は全体の大部分を占め、その比率は95パーセントくらいとも言われていて、私たちはほぼほぼ、自分の事が見えていないと言うわけです。
私、自分の事、わかってます❗️って言う方、たまにいらっしゃるんですが、それってほんの数パーセントの領域に過ぎないって事になっちゃうんですねあせる
さて、この顕在意識と潜在意識の間には、壁、フィルター、と呼ばれている領域があるそうなんですよ。
私はフィルターのようなものと感じています。
これは、普段は潜在意識領域のものが、顕在意識に上がってくるものをコントロールしていたり、
またその逆も行なっていたりすると言う、私たちを正常に作動するよう守ってくれている大切な部分だと言われているんですね。
潜在意識から顕在意識に、何をインプットして何をアウトプットするか、その判断を担っているのがこのフィルターです。
そしてフィルターの判断基準は、一人一人違っていて、人格が形成される時期に少しずつカスタマイズされていくそうで、フィルターの基準は、その人らしさにつながったりもするんですね。
このフィルターは、普段はガッチリ堅牢な作りになっていて、はっきりと潜在意識と顕在意識の領域をわけています。
普通に生活している状態では潜在意識にアクセスしようにも出来ないようになっていて、睡眠中や瞑想中と言ったリラックスした状態、つまり、フィルターの作用がゆるみ、顕在意識と潜在意識の領域があいまいにならないと、潜在意識から何かが上がってくると言うことはなかなか無いのだそうです。

 

潜在意識領域には、忘れ去ってしまっていたとしても過去に経験したデータが、まるで素材のようにバラバラに分解されて保管されている、そんな風にイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。
バラバラ分解された素材は、良いも悪いもなく、ただの素材そのもの。
普段は、フィルターがカスタマイズされたマイルールを持って、顕在意識にアウトプットしていくのですが、
潜在意識から顕在意識に上がってきた段階ですでに、良い悪いの判断や意味づけされてしまっているのです。
自分の意識に上がってきた段階で、すでに単なる素材ではなくて、何か意味を持ったものになっていると言うことなのです。
『潜在意識と仲良くなる講座』でもお伝えしていますが、潜在意識領域は、善悪のない世界観なのです。
良い、悪いと判断するのは、私たちの意識だけの話なのですね。

潜在意識の事を知っていくと、どんどんジャッジしなくなって行ったり、全てOKと自然に思えてきたりするのだろうなと、私は考えています。